13日の金曜日。 |
―バレンタインデーまであと数日―
私「いや~今年は良いわ。 バレンタインデーが土曜日だから義理チョコもらわなくて済むわ」
妻「そうだよ、私も全然用意してないし」
私「そうだよね、義理チョコ、今年はナシだよね。ナッシングだよね」
妻「来年も日曜だからなしだよ」
私「ら、来年!?。そんなところまで調べてあるの?」
妻「当たり前じゃん」
私「ま、じゃ、2年連続、『義理のお返し』もナシつーことで良いのね」
頂いといて申し訳ないが、義理チョコなどいらなのだ。お返しが面倒なだけなのだ。しかも女たちは、あからさまな“義理チョコ”を渡しといて、お返しには男のセンスを問うたりするではないか!。「ダサい」とか「いくらなんでも」とか「これはないわ」とかさ。「お金がない」と思われても、「器が小さい」と思われても、「おちんぼが小さそう」と思われても(いや、ま、実際に小さいんですけど)いいけど、「センスがない」と思われるのは悔しいではないか、であるから、お返しに悩むのである。ま、「今年と来年はそれからも解放される」、、、と思っていた。
―13日の金曜日―
会社の女性A「マシューさん、明日休みだから、はい(←義理チョコ)」
私 「ありがとう(う、うそぉ~)」
会社の女性B「マシューさん、明日休みだから、はい(←義理チョコ)」
私 「ありがとう(がぁ~ん)」
会社の女性C「マシューさん、明日休みだから、はい(←義理チョコ)」
私 「ありがとう(「土曜だからナシ」にしたのは妻だけかも)」
以下同文。
、、、、、と、去年と同様な数だけ義理チョコが集まった。義理チョコだけが集まった。ぬか喜びだった。
私「『明日休みだから』って、今日、義理チョコ、みんな、くれちゃったよ!」
妻「偉いね。人気者だね(笑)」
私「あ~いやだ。もうさ、義理チョコはお返しなしにしようかな」
妻「……」
私「そうしたら、年賀状のように数年後には誰からも来なくなるかも」
妻「ダメだよ」
私「な、何でよ」
妻「そういうのはちゃんとしてください(←自分は土曜日だからナシにしたくせに!)」
私「だって考えるの面倒なんだもの」
妻「私がセンスの良いお返しを考えてあげるから!」
私「んーーーーー」
場末のグルメブロガーな妻のバレンタインデーはフレンチでのディナーでした。 料理もサービスも最高でした。熟女なソムリエ&マダム風な熟女、だから2人とも熟女、のサービスが気が利いていて私はとても満足しました。