人妻輪姦(マワ)し混浴露天風呂地獄(3)。 |
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日曜日の夕方に丸亀から長いメールが届いていた。「Kを今駅まで送っていった。1週間、Kとうんざりするほど時間をかけて愛し合ったぜ。あれから日曜日の午後中、塚田と俺でKを犯し、夜、宿に男たちを集めて、またマワした。日曜日の夜はそのままKと宿に泊まり、月曜日に俺のマンションへ連れて行った。それからは1週間何処へも行かず、俺のマンションでやりまくりだった。俺もちょっとした仕事をまだしているが、仕事は結局1週間休んでしまったよ。
朝、昼、晩とKの手料理を食べ、朝、昼、晩、Kとやり続けた。20代の新婚夫婦のようだったぜ。火曜日にKは生理になった。あんたもそうらしいが、俺も生理中でも全然気にならないんだ。Kの生理中のまんこの匂い、たまんねぇな。あんたは嗅ぐか?。俺はKのまんこに鼻を埋めて嗅ぎまくったぜ。Kは自分の匂いなのにまんこを舐めまくった後は『臭い』と言って、口を漱がないとキスをしてくれなかったよ。あんたともそうなのか?。
初めてKを見た時、左鎖骨下のホクロが印象的だった。時間があったから、Kの身体中のホクロを探したんだ。背中、右腋の下、臍の左、肛門にある薄茶色のホクロ、Kは恥ずかしがったが、まんこもじっくりと見させてもらったよ。Kはまんこにホクロあるか?。俺は見つけることができなかったよ。Kはまんこを見られているだけで直ぐに濡れてくるから、そうすると、俺も舐めちゃうし、舐めるとKはとたんに欲しがるから、なかなか落ち着いてホクロを探すことができなかったよ。
そうそう、Kのビラビラ。片ちんばだろう。あれはあれでエロいけど、あんたが右側ばかり舐めるからあんなになっちゃんじゃねぇのか俺は左側を引っ張っておいてやったぞ。
Kは俺に言ったぞ『あんたとはしてないことをたくさんした』って、『あんたには許してないこともした』って。木曜日の午後だったと思うが、昼飯を食ってからKが夕飯の支度を始めるまでの間、そうだな4時間ぐらいか、入れっぱなしだったぜ。ヤリまくったんじゃなくて、繋がり続けたんだ。入れたままじっとして、ディープキスしたり、Kの身体を抱きしめたままゆっくりと腰を使って動かしたり、繋がったまま体位を何回も変え、愛し合った。
ハメ撮りもした。あんたには話してなかったが、人妻ナンパして素人投稿サイトにアップしているんだ。あんたみたいな旦那をそそのかすこともあるし、女性だけで旅している熟女を狙うこともある。URLはまた知らせる。
土曜日、ホテルに男たちを集めてKをマワした。その時録画したものの一部を郵便局留めで送るから、そうだな、水曜か木曜には受け取れると思う。今日、日曜日は2人でまったりとした。『もっと抱かれていたい』って最後は俺にしがみついて泣きじゃくりながらイキまくっていたよ。じゃ、また、連絡する」
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木曜日にDVDを受け取った。私は家に戻る時間も惜しく、郵便局の駐車場でPCを開いた。
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レイプ映像のようだった。全裸の男たちに押さえつけられ中心で泣き叫ぶ妻。「お願い、もう止めて、おかしくなっちゃう」。妻が大声で命乞いをするように喚いていた。丸亀は正常位で妻に挿入しローターをクリトリスに強く押し付けている。四肢を男たちに押さえられ、両乳首にもローターを当たられた妻は波のように次々と押し寄せてくるエクスタシーに耐え切れず、大声をあげて、許しを乞うように泣き叫んでいた。丸亀は、ローターを他の男に持たせ、妻の横尻を鷲掴みにすると激しく腰を振り始めた。「あああああああ。いやーーーーーっ」。丸亀のペニスが妻を乱暴に突く。既に絶頂を何度も迎えていた妻の子宮口は膣の中ほどまで落ち、亀頭に突かれたポルチオが狂うほどの快感の高みへ妻を引き摺っていく。容赦なく乱暴に妻を突く丸亀。妻は首を左右に大きく振り逃れようとするが、男たちに押さえられ身動きがとれない。腰を浮かし、硬くいきり勃ったペニスに掻き回される拷問のようなエクスタシーに耐えきれず、とうとう妻はおしっこを漏らした。潮を吹くようにおしっこが吹き上がる。丸亀の腹から胸にまで飛び散った。
「許してぇー」
包皮を捲り上げられ勃起し充血したクリトリスには容赦なく電マが押し当てられていた。妻の全身は波打ち続けた。丸亀がペニスを抜くと、尿道口から溢れ出すように薄黄色い尿がシーツに広がる。男たちが興奮し声をあげる。丸亀は勃起したままのペニスを掴み、妻を見下ろし、暗い残虐な目で妻をみつめる。
「次に俺たちに輪姦されるまでおまんこ使うなよ」
「分かったから。、、、お願い、、、止めて」
「旦那ともセックスしちゃダメだぞ」
「しないから、お願い」
「ちゃんと誓え」
カメラが妻に寄る。カメラを見つめる妻。
「……(「あなた、ごめんなさい。こんな破廉恥は姿を撮られちゃって」)」
「どうした?」
「、、、次に皆さんにマワされるまでKはおまんこを使いません」
「よし」
丸亀は皆に指示しローターによる刺激を止めさせ、電マのスイッチを切った。そして再度その太く充血した亀頭を妻のヴァギナにあてがいズブッズブッズブズブズブッと思いっ切り突き刺した。「あっっっっっっ、ダメーーーーー」。丸亀は抵抗する妻に覆いかぶさらり、妻の身体を押し潰すようにして果てるまで腰を使い続けた。丸亀が果て、ペニスを抜くと、力が抜けたのか妻は死んだようにだらりと手足を伸ばし、そのまま動かなくなった。ヴァギナだけがヒクヒクと痙攣していた。
打ち合わせてあるようで、丸亀が立ちあがると、男たちは妻に群がり、身体中に愛撫を始めた。男たちの何人かのペニスからは白いものが滴り落ちていた。「あっ、痛い」。「Kが約束を守るように痕をいっぱいつけてもらうから」。男たちのそれは愛撫ではなく、妻の身体中に愛撫痕を残していたのだった。「ダメ。止めてッ!!」。二の腕、乳房、脇腹、背中、太もも、お尻、首筋以外の身体中に男たちはキスマークを残すつもりのようだ。太ももの付け根を吸う男がアップで映り、妻のヴァギナから丸亀が吐き出した精液が流れ落ちるのが見えた。カメラが引くと部屋全体が映った。シーツは汚れ部屋は精液の匂いで充満しているように思えた。妻がどれだけ男たちに凌辱されたか想像もつかない。
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身体中痣だらけの妻が寝かされていた。「消毒、消毒」と言いながら、股を閉じた妻の股間に丸亀が酒を注ぐ。ワカメ酒だ。男たちが吸っていく。
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妻はソファーにM字開脚で座らされ、男たちに押さえつけられた。床屋と呼ばれた男がシェービングマグカップにブラシを入れ泡立てている。終えると、皮砥でシャーシャーシャーと数回折り畳み式剃刀を研ぎ、妻の股間に乗せていた湯気の立ったタオルを取り、泡立てた石鹸をブラシで塗り器用に陰毛を剃り始めた。恥丘部分を含めたVラインを剃るとIラインもOラインも丁寧に剃りあげた。
カメラが恥丘から肛門までをアップで映し出す。子どもの女性器のようにツルンツルンのヴァギナ。使い込まれたヴァギナは決して女の子のそれと見間違うことはなかったが盛り上がった色白の恥丘、ピンクのクリトリス、大陰唇に囲まれた深赤色の小陰唇、数え切れないほど犯された後の充血した膣、皴が寄る肛門、それぞれを丁寧にカメラに収める。丸亀が言っていた肛門のホクロも映っていた。男の指が小陰唇を捲るとそこにもホクロがった。床屋の仕事は完璧だった。
脚が大きく広げられ、クリトリスを濡れた指がつつく、「アアアハァン」うっとりと甘えるような妻の吐息。突然浅黒く太いペニスが挿入された。「あっ、いや、もう、だぁぁぁぁーー」。「よし、もう一度パイパンになった加代子を皆で犯すか」。「もう、ダメ。お願い。本当に狂っちゃうーーー」。ズボッ、ズボズボッ。容赦なく極太のペニスが根元まで差し込まれた。「ひぃーーーーーーーーーーー」。
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手足を大きく広げた大の字になった妻が寝かされていた。失神しているようだった。股間あたりのシーツは、妻がまたお漏らしをしたようで、ひどく濡れている。数えきれないほどのティッシュが無造作に投げ捨てられ、ヴァギナからは大量の精液が流れ落ち、唇にも白濁した精液がこびりついている。ローター・電マだけでなく、太さ長さの違うバイブやディルドが何本も転がっていた。、、、クスコまでも。
妻はクスコで膣の奥まで男たちに覗かれてしまったのだろうか?。
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中出し考。第一義的には、勿論、「妊娠してしまうかもしない」という不安であろう。しかし、妻が他の男に中出しされる場合、それは私にとって妻が妊娠することへの不安ではない。おぞましい異物が、他の男の精液が妻の身体の中へ侵入し、膣を、子宮を、凌辱することへのアンビバレントな感覚だ。とてつもない嫉妬と愉悦。地獄に堕ちるようなジェラシーと天にも昇るエクスタシー。他の男に妻が中出しされて初めて、ネトラレが完結したと言えるのかもしれない。
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ぐっしょりと汗をかいて目が覚めた。嫌な夢だった。霧に包まれた森の中を全裸の妻が必死に走っていく。追われているようだった。何本もの男の腕が妻に伸びる。風になびく妻の髪を1本の腕が掴みそこねる。1本、また1本と腕が伸びてくる。妻が小石につまずいた。「はっ」として振り返った瞬間、伸びてきた男たちの手に妻は四肢を掴まれ、そのまま転んでしまった。両手足を押さえられ、まんぐり返しにされた妻の回りで男たちが男根をしごいていた。一人の男が妻のヴァギナにクスコを刺し入れた。男たちは次々にクスコの中に自分の精液を流し込んでいく。
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輪姦考。私の場合、妻は初めから3人の男たちにマワされた。1人の男に妻がネトラレることと、数人の男たちに妻をネトラレ・マワされることの違いは何であろう。おぞましさか?破廉恥さか?。1人の男、例えば、自分の同僚に妻をネトラレた場合と見ず知らずの大勢の男たちに妻をネトラレ・マワされた場合では、どちらの方がショックであろうか。別な表現をすれば、どちらの場合により性的興奮を覚えるであろう。男の数が増えれば増えるほど、1人1人の責任は少なくなっていく。つまりその中の誰か1人が参加していなくても、妻への輪姦は成立する。男たちは匿名的である。匿名的な男たちとのセックスに“愛”はない。それは救いなのだろうか?。
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丸亀からメールが届いた。私がDVDを受け取ったのを確認して送ってきたようだ。URLが貼られていた。丸亀は“禿パパ”として人気のアダルトサイトのブロガーだった。ハメた女性別にカテゴリーがあり、最新のものは「人妻、K」=妻とのものだった。目を塗りつぶしボカシを入れた妻の画像が多数あった。混浴露天風呂で妻が初めて丸亀たちに輪姦された日から犯すまでの詳細も含めて書かれていた。その後の展開も日付順にハメ撮り画像などを挿入しながら説明されている。ネトラレ願望のある夫として私は登場し、湯につかる後ろ姿の画像もあった。コメントも多く、丸亀はちょっとした人気者だった。ブログの最後にリンクがあったがIDとパスワードが必要だったので無視して妻に関しての過去ログから最新のブログまで読み通した。
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ブログの最後のリンクが気になり、丸亀からのメールを再確認するとIDとパスワードが書かれていた。入力した。海外サーバーの素人投稿サイトだった。
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そこには目の塗りつぶしも性器にボカシもない妻が、ありのままの姿で露出していた。不鮮明で短いものだが動画もあった。次々に男たちに顔射されたような顔中精液だらけの画像や剃毛された妻のヴァギナからアナルまでがアップで写っている鮮明な画像もある。ペニスを咥える妻。ヴァギナに突き刺さったディルド。挿入直前のペニスとヴァギナのアップ画像。中出し後ペニスを抜き出しヴァギナから糸を引く精液。イク瞬間、のけぞり震える妻。半開きの口元。クスコを挿入される動画。鮮明な妻の膣内画像には、何度もイカされた後なのかエクスタシーで落ちせり出してきた子宮口まで写っていた。
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月に1、2度週末、妻は丸亀のところへ通っていた。私には「部署が変わり出張しなければいけなくなった」と言い訳して。妻が何をされているのかは、丸亀の投稿サイトでだいたい確認できた。
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またDVDが送られてきた。丸亀はDVDを売って小遣い稼ぎをしているらしい。妻のDVDも何枚も売られていた。「IDとパスワードを発行した信頼できる少人数だけに売っているから安心しろ」とメールには書かれていた。届いたDVDには「人妻K輪姦○月○日緊縛」とあった。
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性器を剃毛された妻が縛られ天井から吊り下げられていた。太ももが淫靡に開き、ヴァギナからアナルの皺までが鮮明に映し出される。全裸の男たちが部屋へ入ってくる。ハエがたかるように男たちは妻のそばに寄ってきた。丸亀以外は顔が分からないように修正されている。
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妻への凌辱が始まろうとしていた。
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一斉にローターのスイッチが入れられる。男たちはそれぞれ両手にローターを持っていた。乳首、クリトリス、アナル、、、全身の性感帯へローターが当てられる。丸亀も含めて7人、振動音をたてながら14個のローターが妻の身体を犯し始める。ピクッと妻の身体が反応する。吊るされたままの妻がもがき始める。見る見るうちに乳首は勃起し、頬は紅潮し、膣口が薄っすらと濡れる。「うっ」。「あっ」。唇が半開きになり吐息が漏れる。全身の鳥肌が立つ。うぶ毛が踊るように揺らいだ。「あっ、あっ、あっ」。震えている。薄く開いた艶っぽい瞳がカメラを見つめる。
肛門のシワシワを伸ばすように2個のローターが押し付けられた。「あっ、そこはイヤ」身体を捩じらせ妻が抵抗した。しかし言葉とは裏腹に刺激を楽しんでいるかのようにヒクヒクと肛門が蠢く。ヴァギナから一筋のよだれのような液体が蟻の門渡りに沿って流れ肛門の中心へ垂れ落ちていく。「あっっっ」。流れ落ちた体液を潤滑油としてローターが肛門を犯す。「あああああ、だ、ダメっ」。カメラが寄る。ローター半分が肛門に埋まり、低音で唸っていた。濡れ始めたヴァギナにローターが集中する。膣の中へローターが消えた。ローターをもった男の指も妻の中へ入っていく。小さなピンクのクリトリスに数個のローターが集中する。「ああ、ダメっ。いっちゃう、いっちゃう、い、い、いっちゃうぅーーん」。恥丘を突き出すようにして妻がもがいた。愛液が溢れ出し、肛門からお尻を濡らす。妻のヴァギナに刺し入れられた男の指はビチョビチョに濡れていた。
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吊るされていた妻の縄が緩められた。
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四肢をベッドに縛り付けられ、ヴァギナにはディルドが差し込まれていた。男たちが口々にイヤらしい言葉を妻に吐き捨てる。妻の身体は男たちの言葉だけで反応した。ディルドが出し入れされる。
「ハアっ、ハアっ、ハアっ」。
「気持ちいいか?」。
「ハアっ、ハアっ、ハアっ」。
苦悶に耐えるような妻の顔が快楽の奥深さを語っている。
「感じてるのか?」。
「ハアっ、ハアっ、ハアっ」。
「どこが気持ちいいか言ってみろ」。
「おまんこ、おまんこが気持ちいいっ!!」。
「スケベな女だな」。ディルドを動かすスピードが速まる。
「あっ、いい、いい、いい!!」。
ディルドが濡れて光っている。
「アッ、ア、アアンッ!!」。男がいきなりディルドを抜いた。
「もっと欲しいか」。
「も、もっとください」。男が今までのモノより太いディルドをヴァギナにあてがった。
「あっ、入れてー」。妻は懇願した。ゆっくりと男がディルドを挿入する。同時に電マがクリトリス当てれらる。
「あっつっつっつ、あへつてろろぉ」。
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グゥワングゥワングゥワンと唸りながらバイブが妻の中を抉る。ディルドと電マで妻をイカすと、男たちはすぐにバイブでGスポットを責めた。 Gスポットでも妻はすぐにいっちゃいそうだった。バイブを入れられると数分でヒクッヒクッとヴァギナ全体がひきつけを起こしたように痙攣していった。その時、丸亀が電マをクリトリスにあてた。
「ああああああー」。「それ、ダメ!出ちゃう、ダメメメッ!!」。
噴水のように妻のヴァギナが潮を噴いた。「いっちゃう、いっちゃうーー」。丸亀はより強く電マをクリトリスに押し当てる。「い、い、いくぅーーー」。妻は腰全体を激しく上下に振動させた。藤壺のようにアナルが盛り上がり入り口が開いた、小陰唇は吸い付くようにバイブに絡まりつく。男が手を放してもヴァギナに締め付けられたバイブは妻の中でグゥワングゥワングゥワンと唸り続ける。「ぐぎゃぁー」妻が叫んだ。
獣のような叫び声を上げた妻は、ガックン、ガックン、と昔の車のようにノッキングし、だらしなく脚を広げて動かなくなった。男がスイッチを落とし、バイブを抜いた。小陰唇が蛾の翅のように広がり、口を開けた尿道口から漏れたおしっこがシーツを汚していく。クリトリスは縮み、瞼を落とすように包皮がクリトリスを隠した。
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一人の男がすぐに後ろから妻を犯し始める。縛り上げた妻を男たちは次々と好みの体位で輪姦していく。犯し終えると必ず妻の口でペニスを掃除させ、確認するようにカメラはヴァギナから流れ落ちる精液を映し出した。妻はグチョグチョになっていった。シーツは妻のおしっこと愛液と男たちの精液と汗で汚れ、無造作にティッシュが捨てられ、おもちゃが転がっていた。そんな中で妻は犯され続けた。一人何回妻を犯したのか?。私は同じような映像に飽き、途中早回しで飛ばした。最初の頃は大声で喘いでいた妻も最後の数回は精根尽きて声もなく力が抜けて男の腰使いにも反応が鈍くなっていたが、男たちが妻の中で果てたのが分かるとヴァギナだけはヒクヒクと精液を子宮へ誘うように蠢いた。
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何かの拍子にスイッチの入ったバイブがグゥワングゥワングゥワンと布団の隅で踊っている。私は星新一の「アダムの末裔」という短編小説を思い浮かべた。丸亀がバイブのスイッチを切り、妻の縄を解いていく。
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最後に丸亀は妻の指輪を抜くと、宗教儀式のようにカメラに近づけ、イニシャルと結婚記念日が記された内側の刻印をアップで映し出した。